「スーパーボランティア」と言う言葉が発生するキッカケとなった尾畠さんの表彰

「尾畠春夫」さんと言うと「スーパーボランティア」という言葉が自然と連想されるようになりました。

「スーパーボランティア」と言う言葉が世に生まれ、2018年の「ユーキャン新語・流行語大賞」にもノミネートされトップ10にも選出されたのは、この「尾畠春夫」さん1人だけの影響と言って良いでしょう。

「スーパーボランティア」命名の出来事

尾畠さんが一躍時の人となったのは、2018年8月の出来事でした。

山口県で8月12日から行方不明になっていた2歳児を、8月15日に無事に救出して両親の元に送り届けた事がありました。

2歳児が約3日間にわたり不明だった訳ですから当時の各社テレビ等で報道もされ、世間の人たちも大いに関心を持っていました。

夏とは言え、2歳児が3日3晩ですから、何かの事件に巻き込まれたんじゃないか?もう生存は見込めないんじゃないか?と世論は心の中で希望を失っていた事と思います。

もちろん現地の警察や消防でも、行方不明になった直後から全力で捜索はしていたのですが、遅れて現地入りした尾畠さんが来るまでは発見できていませんでしたね。

そして、過去にも大分で2歳の女の子を探して救出した経験がある尾畠さんが現地入りして捜索を始めてから、約20分後には発見したとの事です。

尾畠さんが捜索直前に語っていた「子供は上に上がるのが好き」と言う言葉どおり、曾祖父の家の北側にある宇山の上の沢で岩に座り込んでいるところを保護されたそうです。

尾畠さんのボランティア活動による受賞歴について

尾畠さんは、幼少期に苦労して育ったことから、もともとボランティア活動に積極的だったそうです。

おそらくすべてのボランティア活動を把握し紹介する事は不可能なほどだと思います。

その中で公表されている活動は・・・

1993年、由布岳登山道の整備というボランティア活動で始まります。

新潟県の中越地震、東日本大震災、熊本地震、西日本豪雨などの被災地へ行き活動をしていたそうです。

さて、尾畠さんの活動には本当に頭が下がる思いでいっぱいなのですが、それに対して一つ興味深い事があるんです。

多くのボランティア活動を行い、その場その場でとても感謝されることが多かった尾畠さんを、それぞれの自治体で感謝の意で表彰される事があったようです。

まず、2012年に大分県から「ごみゼロおおいた作戦功労賞」。

続いて2014年には環境省から「平成26年度地域環境美化功績者表彰」を受賞している。

ここまでは一躍時の人となる前の表彰である訳だが、2018年8月に山口県での2歳児の救出劇で全国的に「スーパーボランティア」と称された直後となると・・・

2018年9月3日、在住する日出町から「日出町功労者表彰」を授与

2018年9月4日、かつて在住していた別府市から「市民の模範となる善行」として顕彰

2018年11月3日、大分県知事が長年の功績を讃え「大分県功労者表彰」を授与

と、慌てたかのように立て続けに表彰が決まり授与されたようです。

大分県内による各自治体の判断基準は不明だが、この時系列だけを見ると、山口県での2歳児の救出の件で尾畠さんが有名になったから慌てて表彰を決めたかのように見えますね。

まあ、ボランティア活動自体や、その尾畠さんへの表彰に至るまで、特に非難されるような事ではないのであまりどうのこうの言うつもりはありませんが、唯一、人間味を感じてしまうのは「有名人だから」とか「有名人じゃないから」とかで表彰されたり表彰されなかったり・・・と言うのは、尾畠さんの生き様である「ボランティア精神」からはかけ離れた意識のようにも感じ、大分県(知事)、日出町、別府市の判断・行動には少し寂しさを感じるのは私だけでしょうか・・・?笑

反対に、2018年の山口県での出来事で有名になる前に表彰をしていた「大分県」「環境省」の判断・行動には見事だと思います。

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